どうも。皆さまお変わりなく。普段生活していて急に漫才しなきゃいけなくなったとか、ライブ当日でも全く漫才ネタができてないとか日常生活あるあるだと思います。
そんなあなたにフリーの漫才ネタ書いてみたのでもし必要な方はご自由にアレンジして使ってくだせい。
テレビ番組
ボケ(以下ボ)「ちょっと聞いて」
ツッコミ(以下ツ)「おぉ、どしたん?」
ボ「先週の休みにさ、テレビ見てたんだけど」
ツ「うん」
ボ「前日まで『これ見よ』って決めてたのがあったの。あぁ絶対あれ見よってやつあるじゃん」
ツ「まぁ、最近はネットとかで見れるけど、やっぱテレビ世代だからリアルタイムで見たいってのはあるよなぁ」
ボ「そうなんだよ。CMで見てさ、めっちゃ楽しそうだったん。だからぜったい見ようって思っててさ」
ツ「はいはい。そんで?」
ボ「当日っていうか、その番組が始まる寸前に忘れちゃったんだよね」
ツ「あぁ、あるなぁそれは。突然忘れちゃうんだよな、そういうのって」
ボ「あれ、ほんとなんでなん?俺もうショックでショックで…(泣く素振り)」
ツ「え?そんなに?泣くほど?」
ボ「もう、悔しくて悔しくて…(泣きやむ)。だからねさ、練習したいんだよ」
ツ「は?」
ボ「いや、練習したいんだって。よく俺らこういう場で練習すんじゃん」
ツ「え?全然わからん。俺が悪いのこれ?」
ボ「最後まで言わせんなって。理解力ねぇな!だから『今日はこれ見よ』って思ったやつを覚えてる練習しときたいんだって!」
ツ「聞いてみたけど、やっぱ全然わからんかった。え?どういうことかわかりますみなさん?(客席に問いかける)」
ボ「もう話通じねぇな!だぁかぁらぁ!俺が『目的の番組前だけど忘れそうになって俺』やるから」
ツ「お前お前自身の役やるの!?なんだよ忘れそうになってるって。っていうか登場人物一人じゃねぇか。俺は何やればいいんだよ」
ボ「お前はシナプスやって」
ツ「は?え?なに?」
ボ「シナプスだって。お前たった4文字さえも聞き取れないんなら、耳の穴にセメント詰めちゃった方がいいよ」
ツ「こえぇよ。詰めたら余計聞こえねぇよ。シナプスって4文字は聞こえてんだわ。そのシナプスってなんだかわからんわ」
ボ「シナプスも知らねぇのか。シナプスっていうのは脳で神経情報を出力する側と入力される側の間に発達した、情報伝達のための接触構造だよ」
ツ「…(ちょっと間を置く)はぁ?俺今日はぁ?ばっかり言ってんな」
ボ「脳で神経情報を出力する側と入力される側の間に発達した、情報伝達のための接触構造のこと」
ツ「なんでその説明スラっと出てくるん?しかも何?お前はお前自身やって俺は脳の?よくわからん器官やるの?」
ボ「そう。わかってんじゃん」
ツ「あってたよ!ただ誤解しないでほしいんだ。ぜんっぜんわかってないの。脳の器官やったことないからさ、できれば人間の役がいいんだけど」
ボ「うっそ?わかんないの?お前さ、見ようと思ってたテレビ番組忘れたときあるでしょ?」
ツ「まぁ、あるけど」
ボ「だったらさ、わかるだろ?俺の悔しさが、悲しみが、怒りが…!」
ツ「え?そんなに?」
ボ「こんな気持ちを繰り返したくないんだよ。頼む!練習させてくれぇ!」
ツ「違う違う。俺も協力したいとは思ってる。でも!でも!俺、脳の器官の役やったことないから自信無いんだって」
ボ「あぁ~。脳の器官童貞?」
ツ「そういうジャンルの童貞があることも初耳だけど、まぁ、そうよ。脳の器官童貞」
ボ「そんなら教えてやる。ちょうどいいタイミングで『シュピーン』って言って」
ツ「え?シュピーンって言えばいいの?」
ボ「お?筋が良いね」
ツ「筋がいいとかあんのかこれ?まぁ、シュピーンでいいのな?やってみようか」
ボ「(役に入る)(リモコンを操作してテレビのチャンネルを変える素振り)あぁ、暇だなぁ。なぁんか面白ぇのやってねぇかなぁ…(少し間を開ける)」
ツ「(ここかと首をかしげながら)…シュ、シュピーン」
ボ「いや、早いな!」
ツ「え?早いのこれ?わからんわ!」
ボ「今のとこでシュピーンだと、面白いの見っけた!みたいな信号だったじゃん。違う違う。俺は思い出したいの!前日まで『これ見よ』って決めてたやつを思い出したいの!見つけたいわけじゃないから!」
ツ「何言ってるん?頭おかしいの?」
ボ「ちゃんとやって!」
ツ「わからん!何でおれが悪いみたいになってるん?」
ボ「しっかりやって!次は頼むよ!(役に入る)(リモコンを操作してテレビのチャンネルを変える素振り)あぁ、暇だなぁ。なんか面白ぇのやってねぇかなぁ…」
ツ「…(口の前でばってん)」
ボ「明日仕事かぁ…。だりぃなぁ。明日も日曜だったらいいのに。あぁ、テンション下がってきた」
ツ「…(首をかしげる。『ここ?』を口パクで)」
ボ「なぁんか面白いのやってないし、映画でも借りてこよっかなぁ…」
ツ「…(手をブンブン振って。『全然わからん』を口パクで)」
ボ「でも、出かけるのも面倒だなぁ。あぁーあ、ひまだぁ」
ツ「(『ここか!』という口パクの後に)シュピーン!」
ボ「あ!そうだ!ご飯炊かなきゃ!って何の話だよ!(相方を叩く)」
ツ「えぇ!!何でおれ叩かれたんだよ!こっちが言いたいわ!何の話だよ!!!」
ボ「今のタイミングはご飯炊かなきゃって思い出しちゃうじゃんって!思い出すはあってるけど、俺は別にご飯炊かなきゃってことを思い出す練習をしたいって言ってないよね?ねぇ?俺何思い出したいて言った?」
ツ「…見たいテレビ番組を思い出したいって言ってました(少し小声で)」
ボ「はぁ?聞こえねぇよ。もっと大きい声で(怒って)」
ツ「見たいテレビ番組を思い出したいって言いました!!!!(大声で)」
ボ「そう。わかってんならちゃんとやって。次はねぇからな」
ツ「…納得いかねぇ…なんでこんなキレられてんだろ」
ボ「じゃあやるぞ」
ツ「待て待て待て」
ボ「なんだよ」
ツ「俺シナプスやめるわ」
ボ「は?逃げ出すん?」
ツ「おう、やってられんわ。お前がお前の役やるってんなら、俺だって俺の役やってやるよ」
ボ「しょうがねぇなぁ。じゃあそれでやってやるよ!(役に入る)(リモコンを操作してテレビのチャンネルを変える素振り)あぁ、暇だなぁ。なんか面白ぇのやってねぇかなぁ…」
ツ「(スマホを眺める素振り)…」
ボ「明日仕事かぁ…。だりぃなぁ。明日も日曜だったらいいのに。あぁ、テンション下がってきた」
ツ「(スマホを眺める素振り)ははは、ネットニュースおもしれぇ…」
ボ「なぁんか面白いのやってないし、映画でも借りてこよっかなぁ…」
ツ「(スマホを眺める素振り)(電話をかける素振り)…」
ボ「でも、出かけるのも面倒だなぁ。プルルルル、あれ?電話。【相方の名前】だ…どうしたんだろ。(電話に出るそぶり)はい、もしもし」
ツ「もしもし。面白い番組あるからウチ来て一緒に見ようぜ」
ボ「(感動した感じで)【相方の名前】~!!!俺も見ようと思ってたんだよ~」
ツ「【相方の名前】のことなら【相方の名前】以上に俺が知ってるんだよ」
ボ「(感動した感じで)【相方の名前】~!!!」
ツ「【相方の名前】!!!……(少し間を置く)」
ボ「……(少し間を置く)なにこれ?」
ツ「……(少し間を置く)俺が聞きてぇわ!何だよこれ!」
ボ「見たいテレビはちゃんと録画しておこうねって話」
ツ「もうええわ!」
ボ「どうもありがとうございました!」
ツッコミ(以下ツ)「おぉ、どしたん?」
ボ「先週の休みにさ、テレビ見てたんだけど」
ツ「うん」
ボ「前日まで『これ見よ』って決めてたのがあったの。あぁ絶対あれ見よってやつあるじゃん」
ツ「まぁ、最近はネットとかで見れるけど、やっぱテレビ世代だからリアルタイムで見たいってのはあるよなぁ」
ボ「そうなんだよ。CMで見てさ、めっちゃ楽しそうだったん。だからぜったい見ようって思っててさ」
ツ「はいはい。そんで?」
ボ「当日っていうか、その番組が始まる寸前に忘れちゃったんだよね」
ツ「あぁ、あるなぁそれは。突然忘れちゃうんだよな、そういうのって」
ボ「あれ、ほんとなんでなん?俺もうショックでショックで…(泣く素振り)」
ツ「え?そんなに?泣くほど?」
ボ「もう、悔しくて悔しくて…(泣きやむ)。だからねさ、練習したいんだよ」
ツ「は?」
ボ「いや、練習したいんだって。よく俺らこういう場で練習すんじゃん」
ツ「え?全然わからん。俺が悪いのこれ?」
ボ「最後まで言わせんなって。理解力ねぇな!だから『今日はこれ見よ』って思ったやつを覚えてる練習しときたいんだって!」
ツ「聞いてみたけど、やっぱ全然わからんかった。え?どういうことかわかりますみなさん?(客席に問いかける)」
ボ「もう話通じねぇな!だぁかぁらぁ!俺が『目的の番組前だけど忘れそうになって俺』やるから」
ツ「お前お前自身の役やるの!?なんだよ忘れそうになってるって。っていうか登場人物一人じゃねぇか。俺は何やればいいんだよ」
ボ「お前はシナプスやって」
ツ「は?え?なに?」
ボ「シナプスだって。お前たった4文字さえも聞き取れないんなら、耳の穴にセメント詰めちゃった方がいいよ」
ツ「こえぇよ。詰めたら余計聞こえねぇよ。シナプスって4文字は聞こえてんだわ。そのシナプスってなんだかわからんわ」
ボ「シナプスも知らねぇのか。シナプスっていうのは脳で神経情報を出力する側と入力される側の間に発達した、情報伝達のための接触構造だよ」
ツ「…(ちょっと間を置く)はぁ?俺今日はぁ?ばっかり言ってんな」
ボ「脳で神経情報を出力する側と入力される側の間に発達した、情報伝達のための接触構造のこと」
ツ「なんでその説明スラっと出てくるん?しかも何?お前はお前自身やって俺は脳の?よくわからん器官やるの?」
ボ「そう。わかってんじゃん」
ツ「あってたよ!ただ誤解しないでほしいんだ。ぜんっぜんわかってないの。脳の器官やったことないからさ、できれば人間の役がいいんだけど」
ボ「うっそ?わかんないの?お前さ、見ようと思ってたテレビ番組忘れたときあるでしょ?」
ツ「まぁ、あるけど」
ボ「だったらさ、わかるだろ?俺の悔しさが、悲しみが、怒りが…!」
ツ「え?そんなに?」
ボ「こんな気持ちを繰り返したくないんだよ。頼む!練習させてくれぇ!」
ツ「違う違う。俺も協力したいとは思ってる。でも!でも!俺、脳の器官の役やったことないから自信無いんだって」
ボ「あぁ~。脳の器官童貞?」
ツ「そういうジャンルの童貞があることも初耳だけど、まぁ、そうよ。脳の器官童貞」
ボ「そんなら教えてやる。ちょうどいいタイミングで『シュピーン』って言って」
ツ「え?シュピーンって言えばいいの?」
ボ「お?筋が良いね」
ツ「筋がいいとかあんのかこれ?まぁ、シュピーンでいいのな?やってみようか」
ボ「(役に入る)(リモコンを操作してテレビのチャンネルを変える素振り)あぁ、暇だなぁ。なぁんか面白ぇのやってねぇかなぁ…(少し間を開ける)」
ツ「(ここかと首をかしげながら)…シュ、シュピーン」
ボ「いや、早いな!」
ツ「え?早いのこれ?わからんわ!」
ボ「今のとこでシュピーンだと、面白いの見っけた!みたいな信号だったじゃん。違う違う。俺は思い出したいの!前日まで『これ見よ』って決めてたやつを思い出したいの!見つけたいわけじゃないから!」
ツ「何言ってるん?頭おかしいの?」
ボ「ちゃんとやって!」
ツ「わからん!何でおれが悪いみたいになってるん?」
ボ「しっかりやって!次は頼むよ!(役に入る)(リモコンを操作してテレビのチャンネルを変える素振り)あぁ、暇だなぁ。なんか面白ぇのやってねぇかなぁ…」
ツ「…(口の前でばってん)」
ボ「明日仕事かぁ…。だりぃなぁ。明日も日曜だったらいいのに。あぁ、テンション下がってきた」
ツ「…(首をかしげる。『ここ?』を口パクで)」
ボ「なぁんか面白いのやってないし、映画でも借りてこよっかなぁ…」
ツ「…(手をブンブン振って。『全然わからん』を口パクで)」
ボ「でも、出かけるのも面倒だなぁ。あぁーあ、ひまだぁ」
ツ「(『ここか!』という口パクの後に)シュピーン!」
ボ「あ!そうだ!ご飯炊かなきゃ!って何の話だよ!(相方を叩く)」
ツ「えぇ!!何でおれ叩かれたんだよ!こっちが言いたいわ!何の話だよ!!!」
ボ「今のタイミングはご飯炊かなきゃって思い出しちゃうじゃんって!思い出すはあってるけど、俺は別にご飯炊かなきゃってことを思い出す練習をしたいって言ってないよね?ねぇ?俺何思い出したいて言った?」
ツ「…見たいテレビ番組を思い出したいって言ってました(少し小声で)」
ボ「はぁ?聞こえねぇよ。もっと大きい声で(怒って)」
ツ「見たいテレビ番組を思い出したいって言いました!!!!(大声で)」
ボ「そう。わかってんならちゃんとやって。次はねぇからな」
ツ「…納得いかねぇ…なんでこんなキレられてんだろ」
ボ「じゃあやるぞ」
ツ「待て待て待て」
ボ「なんだよ」
ツ「俺シナプスやめるわ」
ボ「は?逃げ出すん?」
ツ「おう、やってられんわ。お前がお前の役やるってんなら、俺だって俺の役やってやるよ」
ボ「しょうがねぇなぁ。じゃあそれでやってやるよ!(役に入る)(リモコンを操作してテレビのチャンネルを変える素振り)あぁ、暇だなぁ。なんか面白ぇのやってねぇかなぁ…」
ツ「(スマホを眺める素振り)…」
ボ「明日仕事かぁ…。だりぃなぁ。明日も日曜だったらいいのに。あぁ、テンション下がってきた」
ツ「(スマホを眺める素振り)ははは、ネットニュースおもしれぇ…」
ボ「なぁんか面白いのやってないし、映画でも借りてこよっかなぁ…」
ツ「(スマホを眺める素振り)(電話をかける素振り)…」
ボ「でも、出かけるのも面倒だなぁ。プルルルル、あれ?電話。【相方の名前】だ…どうしたんだろ。(電話に出るそぶり)はい、もしもし」
ツ「もしもし。面白い番組あるからウチ来て一緒に見ようぜ」
ボ「(感動した感じで)【相方の名前】~!!!俺も見ようと思ってたんだよ~」
ツ「【相方の名前】のことなら【相方の名前】以上に俺が知ってるんだよ」
ボ「(感動した感じで)【相方の名前】~!!!」
ツ「【相方の名前】!!!……(少し間を置く)」
ボ「……(少し間を置く)なにこれ?」
ツ「……(少し間を置く)俺が聞きてぇわ!何だよこれ!」
ボ「見たいテレビはちゃんと録画しておこうねって話」
ツ「もうええわ!」
ボ「どうもありがとうございました!」