ビッグバンセオリーのシェルドンみたいな人間になりたい

前から困ったことがある。誘われたら断れない性分だ。

ノーが言えないというか、気づいたら何も考えずイエスと言ってしまっている自分がいる。

そのせいでつまらない飲み会に参加して費用と時間を無駄にしてしまったことが何度もあった。そして特に話すことが無いからお酒をグビグビ飲んでたら気づけばお酒に強いキャラになっていた。勘弁してほしい。

だからこそ正直な人に憧れる。

みんなは正直な人と言われて誰を思い浮かべるだろうか。

おれはフィクション上の人物でもいいなら間違いなくビッグバンセオリーのシェルドンと答えるだろう。

Huluで観れるビッグバンセオリー

ビッグバンセオリーはアメリカで2007年から放送している大人気海外ドラマだ。今ではシーズン11まで放送されていて面白さは劣るところかとどまることを知らない。Huluで観れるので観たことの無い人は是非観てみてほしい。

wikipediaからあらすじを引用しておこう

2人合わせたIQが360という二十代の仲良しオタクコンビ、レナードとシェルドンはカリフォルニア工科大学の物理学者。カリフォルニア州パサデナにあるアパートで同じ部屋に住むルームメイト同士でもある。2人揃って頭脳は明晰で、博士号を得るほど賢いが、どうも世間からズレていて友人もみんな変わり者。しかもルックスがイマイチなので女性にモテる気配もない。そんな2人の部屋の向かいにある日、キュートなブロンドの独身美女が引っ越してきたことから始まるコメディ・ドラマ。

wikipediaから引用

このドラマの登場人物はいわゆる「天才」と称される人物だちなんだけど、全然完璧な人物なんかじゃない。その真逆で、欠点があって人間らしくて実に愛おしい。

レナードは自分に自信が無さ過ぎて、いちいちナヨナヨしていて女々しい。

シェルドンは自分中心に物事を考えすぎて周りに合わせることができない。

彼らの友達のハワードは応用物理学のエンジニアで宇宙飛行士にも選ばれる輝かしい功績を持つも、極端なマザコンらしい発言だったり、女性に対する気持ち悪い言動で周りからドン引かれる。

もう一人の友人ラージは宇宙物理学者で科学雑誌に取り上げられるほどの実力を持っているが、女性とまともに話すことができず、酒を飲むと無神経な発言をして回りを怒らせることも少なくない。

レナードたちが暮らす部屋の向かいに引っ越してきたペニーは、女優を志すため田舎から出てきた美女で男関係以外はまともだ。

シリーズが増えると新しい登場人物が出てくるが、主にこの欠点だらけのメンバーがドタバタな日常を送るコメディ・ドラマだ。

それぞれの人物がついつい「こいつ頭おかしい」と言わざるを得ない言動や行動をとって毎話見ていてとても楽しい。

愛すべきシェルドンの言動

特に俺が毎回楽しみにしてるのが、シェルドンの正直な言動だ。自分の感情のままに行動するシェルドンは普通だったら人に言えない言動もペロっと言えてしまう。

シーズン1 第1話

ペニーがレナードとシェルドンに自己紹介するシーン。

ペニー「星座はいて座。そう言えばだいたい想像つくと思うけど」

シェルドン「あぁ。任意に定義される星座に相対する生まれたときの太陽の位置が個人の性格に影響を与えるという集団妄想に君も取りつかれていることがわかった」

その日会った女性が自分の星座を言っただけでこんな返しができるだろうか。完全にヤバイやつだ。

シーズン1 第2話

ペニーの部屋が散らかっていることに我慢できないシェルドンが、夜中に彼女の部屋に侵入し、片づけを始めたところにレナードが止めに入るシーン
(もうこの状況が頭おかしいことになっている)

レナード「気は確かか?夜中に女性の部屋に忍び込んで片づけてるなんて良くない」

シェルドン「仕方なかった!寝られないんだ。だって寝室を一歩出た先はリビングで、リビングを一歩出たら廊下になってて、その廊下を挟んですぐ向こうが…これだ」

レナード「もしペニーが起きて見つかったら、なんでいるのか納得のいく説明はできないぞ」

シェルドン「いま納得いく説明したとこだろ!」

レナード「待て!確かに説明はしてくれた。君と同種の陪審員なら妥当性を認めるだろう」

シェルドン「バカなこと言うな。僕は特殊だ」

もう自分が気が済まないことをとことんやりたいタイプなんですよ。この清々しいまでの自分への正直さがいいよね。

シーズン1 第4話

レナードとシェルドンが学部パーティへ愚痴を言いながら向かうシーン

レナード「じゃあ今日はピンクルデイ教授は避けて新しい学部長に挨拶したら帰ろう」

シェルドン「こう言うのどう?はじめましてゲーブルハウザー博士。大学にポストを与えてもらってすごく幸運ですね。けどこの25年、独創的研究は何もしていませんねぇ。代わりに通俗的なシリーズ本を書いて、科学の偉大なコンセプトを逸話集に変えた。優しく書かれた本はどれも平均的排便時間で読めてしまう。ハーロー」

会ってもいない新しい学部長をこき下ろしているシーン。彼の言動だけでも相当ひどいが、陰口だけでは終わらないのが彼だ。

実際にゲーブルハウザー博士に合うシーン。

ゲーブルハウザー博士「やぁ、君たち。エリック・ゲーブルハウザーだ。よろしくな。君は?(シェルドンに握手を求める)」

シェルドン「正真正銘、本物の科学者です(そういいながら握手する)」

この後のシーンはカットされるが、学部長に対して相当な批判をしたらしく次のシーンではシェルドンが解雇されている。

こんな感じでほぼ1話に1回以上はシェルドンの異常な言動が際立つ。彼がトラブルメーカーになって周りを巻き込む回も少なくない。

自分の気持ちに正直に

シェルドンは合理的で自分に正直な代わりに他人の感情の機微が理解できず、周りの人とすれ違ったり、怒らせたり、迷惑をかけたりする。

そういった正直過ぎる彼は一見生きづらそうに見える。

でも、ふと周りの感情や空気に流されて生きるのとどちらが生きづらいんだろうと考えることがある。

周りに流されて行きたくもない飲み会に行って、周りに悪く思われたくないから当たり障りのない意見を言ってその場をやり過ごす俺と、自分の考えたことを正直に言って、合理的に行動するシェルドン。

いつの間にか「忖度」という言葉が日常的に使われるようになって、コロナ蔓延や自粛ムードによって同調圧力が日に日に増す昨今。

自分の行動は感情に流されていないか。

合理的に考えたうえでの行動なのか。

もし感情的で間違った行動をとった時に、それが理にかなった行動ではないことを示してくれるシェルドンは、最高の友人なんじゃないだろうか。

こんな時代だからこそ、シェルドンの言動や行動を単なる「頭のおかしい人」として捉えるんじゃなく、一度立ち止まって彼の唱えた異について考えるのもありなんじゃないか。

という訳でみんなもHuluでビッグバンセオリー観ようぜ。

おわり。

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