去年好きになったばかりのOutside dandyが解散してしまって悲しい

なんか年末だなぁって思ってたらあっという間に2020年に入っちゃってあんまり新年の切り替えができてない。会社勤めだったら会社行けば何となく気持ちが切り替わってくけど、フリーだとモチベーションのマネジメントを自分でやらなきゃいけないからしっかりせんとな。

少し去年のことを振り返りたい。嬉しかったことと悲しかったことの話をしよう。去年の7月くらいから自分の好みに合う新しいバンドを見つけたいなと思って毎週Youtubeで「mv」を検索ワードにして直近1週間の動画をフィルターして探し始めた。

もともとも新しい音楽を追いかけるタイプでも無かったから色々と新しいバンドを発見できた。その中でも8月1週目に出会った「Outside dandy」というバンド。ドストライクだった。

https://www.youtube.com/watch?v=yCERcSaWwrk&feature=emb_title

ザ・純和製ロックンロール。かっこいい。適度な巻き舌。しゃがれたダミ声。くしゃくしゃロン毛に髭面ボーカル。歪んだギターリフにキャッチ―なサビ。こういうの聴きたかった。MV観た瞬間にファンになり早速iTunesでアルバムとEPを購入した。こんなかっこいいバンドに出会えたことが嬉しかったことだ。

サイトなど見るとたくさんアルバムが出ていたがiTunesには多く配信されてなかった。ライブに行けば直接購入できるのか?そんなことを思いながら購入したアルバムを繰り返し聴いていた。「Mr.」も「Midnight Taxi Radio – EP」も全曲かっこいい。特に「Midnight Taxi Radio」めっちゃええね。好きだ。

https://www.youtube.com/watch?v=HMHuE5ioxzI

仕事のスケジュールを確認しながら行けそうなライブがあれば行こうと考えていた。そんな時に驚きのツイートが流れてくる。

https://twitter.com/Outsidedandy/status/1174669515256471553?s=20

解散……。まじか。まだあなたたちを知って1か月しか経っていない。これから新曲とか追いかけたかったしライブもどんどん行きたかった。ただ、昔から長年応援しているファンたちの方がもっと衝撃的だろうし、俺みたいな新参者のファンが悲しみを表明していいのかもわからないが、それでも悲しかった。

結局予定的に最後のライブにも行けず喪失感に打ちひしがれていたところに、光明が差し込む。

https://twitter.com/Outsidedandy/status/1205095345056702464?s=20

DVD受注に合わせて過去の音源の通販が開始されるだって!?
結局ライブにも行けなかったしここで少しでも彼らの今後の人生に貢献したい。お礼の気持ちを伝えたい。そう思いネットから過去音源一式とDVDを購入した。

注文してしばらくして去年末に注文した一式が届いた。

DVDのタイトルは「さらば、ロックスター」。俺が初めてiTunesで購入したアルバムの一番最後の曲名と同じだ。DVDを観るとライブシーンとメンバーへのインタビューが交互に流れた。バンドの最後の一滴まで絞り出すような激しいライブシーンと対照的に終わることを受け入れているような淡々としたインタビュー。新参ファンの俺はこれまでバンドが育んできたストーリーを知らない。それでも俺の中に例えようのないもの悲しさがこみ上げてきたのだから、長年のファンたちはもっと感情を掻き立てる内容だったに違いない。

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と、去年そんなことがあった。好きになったばかりのバンドが解散してしまって悲しい。だがそれ以上に悔しい。自分がもっと早くこのバンドのことを知っていれば新曲を追いかけてライブにも行けてもっと解散を悲しめたかもしれない。ファンとしてそれができなかったのが悔しい。

この経験から知る努力の大切さを改めて痛感した。これは何事にも同じことが言えるかもしれない。好きなものを探す努力をして自分から見つけていかないと出会えずに終わってしまう。結果好きなものが身の回りから消えていく。レコメンド機能によって人間は自分の好みかもしれないものを機械に提案されるようになった。ただ提案されるのは蓄積されたデータの最大公約数の産物であって、少数のものは必ず埋もれる。その少数の中に好きなものがある場合は提案されずに見つかることなく消えてしまう。だから提案されることを待ってちゃダメだよな。

という訳で今年からは好きなものをちゃんと探していく努力をするし、好きなものの魅力をきちんと語れる人間になれるよう頑張ろう。あなたがたの解散から学んで今後の人生に活かしていきます。

さらば、ロックスター。そしてありがとう。これからもずっと聴いて生きていきます。