ウェブディレクションがはかどる勝手にお勧めするサービス・ソフト10選

ウェブディレクター。それはクライアントとプロジェクトメンバーを取り持つ存在。ディレクターの能力や仕事の進め方次第でプロジェクトが燃えやすいかどうかも変わってくる。これは会社によるだろうけど、ディレクターの特徴としては抱える業務の幅が他職種に比べて広いことが挙げられる。人手が少ないところであればディレクターを兼任しながら現場に入るなんて日常茶飯事だろう。ただディレクターでやっちゃいけないのが、自身が業務に追われプロジェクト全体を俯瞰できなくなることだ。そんな状態を避けるには、いろんなツールを活用して業務の広さをカバーしていくことで個人の業務を減らすことだ。今回はウェブディレクションがはかどる個人的に使っているサービス・ソフト10選を紹介しよう。チェケラ。

これぞノートツールの最先端「Milanote」

https://www.milanote.com/

以前までいろんなアイデア出すときにテキストエディタでブレストしてた。何かのテーマに対して箇条書きで思いついたアイデアをひたすら書き連ねていく。そんなことをやっているうちに不満が生まれた。「このアイデアはこっちの派生で」とか「時系列的にはこのアイデアの後にこれがくるよな」というようなアイデアの中の相関はテキストでは表現しにくい。そのためテキストで羅列するだけでは後でそのメモを見てもただごちゃごちゃした情報の集合体にしか思えないのだ。そこでそんなことを解消できるサービスは無いかと探したときに出会ったのがこのツール。テキストと線、カンバン的なものコメント、画像などを一つのボードに自由に配置できる。使い方は本人次第でブレストやスクラップブック、スケジュール帳、タスク管理だってここでやってもいいかもしれない。私はこのツールで実際に記事のアイデア出しと記事管理を行っている。PCでしか使えないのが気になるところだが、そんなの些細なことに感じるくらい機能が豊富だ。

サイトマップからワイヤーフレームまで図を描くならこれ!「Cacoo」

https://cacoo.com/ja/

ディレクターという職がらお客さんに資料を作って説明しにいくことが多いだろう。多いというか1から100まで資料作りがついてまわる。そんな時に重宝するのがこちら。サイトマップとかワイヤーフレームなどウェブのディレクターが使いそうな図のテンプレートがそろっている。それだけではなく、エンジニアがドキュメントで使いそうな図のテンプレートがそろっているため、プロジェクトで作成する図をこのサービスに集約することができる。デザイナーの作る資料はイラレでディレクターはパワポでエンジニアはPlantUMLでとかバラバラで作っていると後でドキュメント納品時にあの図がないだの、あれが足りないなど必ず出てくる。だからこそディレクターが「このプロジェクトで資料を作る際の図はこのサービスで統一」と決めてしまえばスムーズだろう。

クリップボードを拡張して過去にコピーしたテキストを貼り付け「Clibor.exe」

https://www.amunsnet.com/

例えばエクセルなどにあるデータをブラウザ上のフォームに入力したいとき、エクセルを開いてコピーして、ブラウザを開いてペーストしてを繰り返す必要がある。正直言ってとても面倒だ。そんな作業をすると誰しも必ず一気にコピーしてから貼り付けてたいと思うだろう。この「Clibor.exe」はそんなものぐさな人の希望を実現してくれたソフトだ。ソフトを起動するとコピーした履歴を保存できるようになる。それによって過去にコピーしておいたテキストを呼び出して再度貼り付けたり、エクセルなどの情報を一気にコピーしてから貼り付けることができる。これが意外と時短につながるのでおすすめ。

 

得意先のWEBサイトを調べつくせ!「Website Explorer(ウェブサイトエクスプローラー)」

http://www.umechando.com/webex/

WEBサイトのリニューアル営業で訪問先を調査するにあたって重宝するのがこちら。ウェブサイトのディレクトリ構造、リンクエラー、ファイル数など丸裸にします。この界隈の業者であればディレクトリ構造がわかるだけで作った業者の編集能力や、訪問先の運用能力がだいたい掴める。あとは単純に何ページ規模のサイトかわかるのでざっくりとした見積を出したいときにも使える。営業さんが営業前のとっかかりを探すときや、実際にプロジェクトが始まったときにディレクターが方針立てるときなど、職種によって使い道は様々あると思う。

 

メッセージ系アプリのハブになる「チャットワーク(デスクトップアプリ)」

https://go.chatwork.com/ja/download/

もはやみんなが知ってるメッセージ系のサービス「チャットワーク」。これが社内のインフラとして定着している企業も多くなっているだろう。だからここではチャットワークとは何ぞやみたいな話はしない。今日したいのはチャットワークのデスクトップアプリが便利という点だ。ブラウザ上で使えるのに何故わざわざデスクトップアプリが必要なん?と思う方もいるかもしれない。その疑問に私が答えよう。ずばり「メッセージ系のサービスをこのアプリにまとめて管理できる」ことだ。このアプリは何とチャットワーク以外にもGmailやメッセンジャー、スカイプ、Outlook、など別タブに登録して置ける。しかもGmailやチャットワークで複数のアカウントを展開しておけるのは有難い。また、普段使っているブラウザと切り離せるのも作業中には重宝する。チャットワーク使っているという方は是非お試しあれ。

 

お手軽でシンプルなタスク管理「Wunderlist」

https://www.wunderlist.com/ja/

タスク管理ツールなんて今や溢れすぎてどれ使ったらいいのかわからんけど、個人的に使っているのはこちら。タスク管理系のサービスって主流のものはカンバン系かTodo系に分かれると思うんだけど、このサービスはTodo系だ。チームで行うタスク管理はカンバン系で一覧できて、チームでいろいろなルールを決めてやっていけばいい。だが個人で使う分にはそこまで一覧せず、今やるべきことを溜めておくことに使えればいいと思ってる。あとは個人的にはカンバン方式で終わったところがDoneのところにカードがどんどん溜まっていくよりは、綺麗さっぱり無くなる方が好きだ。そんなシンプルでお手軽なタスク管理を求める人にはこのWunderlistがお勧めだ。

 

リニューアルの遍歴をたどるなら「Internet Archive: Wayback Machine」

https://archive.org/web/

得意先に訪問する前に調べておく情報として「どれくらいの頻度でリニューアルしてるか」や「これまでどんなUIの遍歴をたどってきたか」などを調べておいた方が担当者とスムーズに会話ができる。そんな時に都合の良いツールがこちら。WEBサイトのURLを入れれば過去にキャッシュされたウェブサイトを閲覧することができる。それを見ることで、「あぁ○○年までは個人の担当者が適当に作ってて、この年から業者の手が入ったな」とか「リニューアルははじめはTOPページだけで徐々に他のページを公開していったんだろう」とかいろいろわかる。ただ調べているうちにだんだん探偵みたいな気分になって悦にひたらないよう注意が必要だ。

 

簡単にSFTPでファイルをアップロード!「FileZilla」

https://ja.osdn.net/projects/filezilla/

ディレクターだったとしてもサーバにファイルをアップロードしたり、ダウンロードしてファイルのソースを見たりするのはよくあることだろう。その際に使うソフトといえばこちら。ホスト名、ユーザー名、パスワード、ポート番号を入れて接続すればローカルからドラッグ&ドロップでファイルをアップロード出来たり、逆にダウンロードも簡単にできてしまう。あとはレンタルサーバを個人的に借りたりするときはこのソフトはインストールしておいた方がスムーズに作業できるだろう。

 

大容量のデータを顧客に送るときにはこれ「firestorage」

http://firestorage.jp/

当たり前だけど顧客に大容量のデータをメールにそのまま添付して送るのはNGだ。メールサーバではじかれることがほとんどだし、送れたとしてもサーバ側が受信するのにめっちゃ負荷がかかる。なかなか受信できずにお客さんも困ってしまうことだろう。そんな時はfirestorageにデータをアップロードしてからそのURLを顧客に送ると良いだろう。このサービスの良いところはダウンロード通知があったり、アップロード期間を決められたり無料でも機能豊富なところだ。まぁGoogleビジネスとか契約してればGoogle driveが手っ取り早いが、顧客がGoogle NGだった場合とか是非使ってみてくれ。

 

SQL文を簡単に生成・適用「A5:SQL Mk-2」

https://a5m2.mmatsubara.com/

ディレクターであっても簡単なSQLくらいは入力して情報を取得できるようになった方が、チーム内のエンジニアに話がスムーズだったり、顧客から不具合の問合せをもらった時にだいたいの問合せ内容を把握出来たりする。だが、いちウェブディレクターにとってコマンドラインからデータベースを起動し、SQL文を入力するのは技術的敷居が高く感じる人もいるだろう。そんな時はこちらがおすすめ。サーバ情報とデータベース情報を入力すればGUIで簡単にデータベースを操作できる。地味に便利なのがSQL発行ボタンでテーブルを指定してSLECT INSERT UPDATE DELETE それぞれのひな型文を生成してくれる。生成されたひな形の値を変更するだけでSELECT文を自由に操れてしまうし、触っているうちにSQL文を覚えていくので入門としてはとてもいいと思う。

 

まとめ

というわけで「ウェブディレクションがはかどる個人的に使っているサービス・ソフト10選」を書かせてもらったが、参考になるサービスを見つけてもらえたらうれしい。世の中にはいろんなサービスがあふれている。そのツールを取捨選択し、うまく活用しながらプロジェクトを進め、炎上せずにディレクターを全うできることを祈っている。

28歳。男性。太っているか太っていないかでいったらデブ。わかばたいむす副編集長。

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